スッキリわかるJava入門 第1章 Javaをはじめよう
第1章 Javaをはじめよう
整数を格納できる4つの型(long、int、short、byte)
- 最近のコンピューターは多くのメモリを搭載しているため、これら4つの型を厳密に使い分ける必要があるケースはまれ。
- shortやbyteよりintの方が高速に処理できるコンピューターも多い。
- 整数を代入したい場合は、普通はint型を使えば問題ない。
小数を格納できる2つの型(double、float)
- doubleの方がfloatより多くのメモリを消費するが、より厳密な計算を行うことができる。
- そのため特別な事情がない限りdouble型を使用する。
- 浮動小数点方式には「真に厳密な計算ができない」という弱点がある。
- 計算を行った際にわずかな誤差が発生する事がある。
- 普通は無視できるほど小さな誤差だが、それが積み重なると大きな問題になることもある。
- そのため誤差が許されない計算、特にお金の計算にdoubleやfloatを使ってはいけない。
定数
- 中身が動作中に書き換わる必要のない変数。
- 変数の宣言の前にfinalという記述を加えることで書き換えを防止できる。
- final付きで宣言された変数は定数(constant variable)と呼ばれ、宣言と同時に初期値が代入されると後から値を書き換える事はできない。
- 書き換えるとコンパイルエラーとなる。